黒執事#9「その執事、幻像」

うきゃー!祝BLアニメ化!!ですか!?タルボットの最後のカメラ、それは撮影された人物が一番恋しく思う存在が写るという。しかもこの世のものでない存在が写る。ってことでシエルはそのカメラを入手し、セバスを隠し撮りするよう4人に指令する。撮影には10秒被写体にとどまってもらうことが必要。が、セバスにそんな隙は無く。リボンがほどけたのを結び直させるためにシエルはセバスを呼び出したり、セバスはいとしのネコに癒され、犬に邪魔され、などなど。。。とセバスの1日を追いかけつつ、隠し撮りは不調に終わる。んで、とうとうシエルはみずからを危機に追い込みセバスを呼び出す。そうすれば撮影の隙が出来るとふんで。あはは、その助けようときたら(汗)シエルに覆いかぶさるようにして身をていして守り、更にそのままシエルを後頭部から抱き寄せて・・・しばらくの間、見詰め合う二人。
シエル「遅い」
セバス「申し訳ありません。夕食の準備をしておりまして、本日のメインディッシュは鴨のローストルーガン風(?)をご用意いたしました」
シエル「そうか」
セバス「・・・撮らせろとおっしゃればよかったのに。」
シエル「なに?」
セバス「お申し付けくだされば、すぐにそのようにいたしましたのに(ニヤリ)」
シエル「・・・なんのことだ」
なんでしょ・・・これ、二人の間の愛情確認なんでしょうか。無駄に見つめ合いながらの会話に、うきゃー!これはたまらん。素敵すぎ。
そして執務室の椅子で眠ってしまったシエルをタルボットのカメラで撮影したセバス。そこに映し出されたのは、シエルの近くに佇むセバスでした。
セバス「光栄です」
シエル「黙れ」
セバス「無防備に寝ている坊ちゃんが悪いんですよ」
シエル「貴様」
セバス「写真に写った像など、ただの幻、しかし例え幻でも留めておきたいと願うのが人間のむなしき夢なのでしょうね」
結局はセバスの方が何倍もうわてだったという・・・。シエルのこういう悪戯、可愛いじゃないの。愛されてるかの確認、みたいでさ(笑)
う〜ん、これってシエルが一番恋しく思うこの世の存在でないものがセバスってことで良いのかしらん?もしも、この世のものでないものが被写体になったら一番恋しくてこの世のものであるものが写るっていう逆説を仮定すると、セバスが写真を消滅させたことも納得!だってシエルが写ってるはずだもの!!うきゃっ!!萌える。そして、セバスとシエルが一緒に被写体になったらどーなる?何かしら写るよね?ふふ〜ん、お互いが写ってるから他のものは映らないよね?そーだよね?半ば無理やりセバシエ視点(苦笑)原作者はセバスとシエルは仲が悪いと言ってるそうだけど、これって・・・実際はどーなの???と思わずにはいられないほどに匂わせているよねぇ。こういうセバシエなのをもっと見たいですよ。ついでにいうとイヌっころは不要かなぁ・・・と思ったり。