韓国版「花より男子」15話

これは・・・人気が出ない方がおかしいわ。道明寺司役のイ・ミンホ。喜怒哀楽、ものすごくいい表情を作るね。初期の学園での自由奔放さを観ているだけに、翼をもがれてしまった今の道明寺がすっかり大人の男に見えております。努めて理性的に振舞っている道明寺がつくしのことで子供のように泣くギャップ。いや、ギャップじゃないね、本当の姿は失われてないという安心感と同時にそれがつくしに伝わってないすれ違いが切ないったら、もう。たまらん。185センチの長身が空港でひと目をはばからず脱力したかのように座り込み声を殺して泣く姿は切ないよー。ここは本当にいい表情で泣いているんだよ。ついついテレビ前で私まで泣いてしまったじゃないの。少し遅れて駆けつけた秘書は周囲を気にし「坊ちゃん、お立ちください」と声をかけるのですが、この一言にも、道明寺が置かれている立場や孤独さが表れてます。あ〜、泣いた〜。このせつなさの表現が韓国ドラマは上手いね〜。さて、私はつくしと道明寺がキャンキャン言い合っているところを観るのが好きだったので、原作でもここいらあたりからあまり記憶が無いんですよね。ふたりの間に人が入りすぎてて切なさ具合は強まるのですが、ね。とりあえず今後は道明寺のメイドになるつくしが楽しみ。