おおきく振りかぶって

某所にて全25話見終わりました。ああ・・・・阿部隆也が好きだ。あのダンナっぷりはナニ?惚れた。当然のように中村悠一にも(笑)このキャラと声で売れっ子にならない方が間違ってるでしょ。と言いたくなるほどの出来でした。
バッテリーを組む捕手の阿部と投手の三橋の関係が本当に魅力的に描かれています。他のキャラもみんな魅力的なんですが、ワタクシ個人的に気に入っているのは、阿部の三橋に対する態度が「支配」から「受容」へと少しずつ変化していく姿が男として頼もしくみえたり、阿部を信頼する三橋が可愛かったり、更にそれぞれが今の人格を形成するにあたって関わった過去の重要人物を登場させることで、過去を乗り越えて自分の意思で今のバッテリーを組んでいることを自覚させてみたり、というところでしょうか。「嫌い」「いや」って感情は、過去に傷ついてきた部分から生まれてきてますからねぇ。それだけに、阿部と榛名との関係も気になるところです。おそらく阿部の精神面を大きく揺さぶることが出来るのは彼でしょうね。
試合途中でたびたび三橋の身体を心配している阿部とか、最終話では、三橋の体重減を怒ったり、食事を考えていたり、ケータイメールしてみたり・・・とにかく阿部の気配りがまるで恋人というよりも母親のようで「そこまで入れ込んでるのか・・・」とおねーさん涙しました。その割りに報われてないので「もしかして俺・・・嫌われてる?」って落ち込む阿部が非常にいとおしかったわけです(笑)
さらには、依存とも言える三橋の阿部に対する信頼は、腐視点でみると非常に萌えるんですが、今後の話の中では、ここをいじって話を魅力的にしているようですね。この先に阿部が負傷するらしいので、そこをきっかけとして三橋の自立が始まるんでしょうね。そして自分がいなくても大丈夫な三橋の姿をみて少なからずショックを受けるであろう阿部とか。そんなのがあったらいいなぁと思いますが、原作にはあるんでしょうか?私が原作を読んだのは三星戦だけだったしなぁ。。。この先も読みたいなぁ。
そしてあくまでも健全な高校野球モノと思ってみていた中で一箇所だけドキリとさせられたシーンがありました。桐青戦、ランナーズハイ状態の火照った身体を冷やす為にユニフォーム着た状態で床に座ったままシャワーを頭からあびて「気持ちいい・・・」と呆けている三橋の色気と、それを目撃して駆け寄る阿部君にドキドキ。「ぎゃー!高校球児にそんなシーンはいらないんじゃ!?」と大興奮。しかも、、ああ、、この後の二人の会話が匂わせすぎでした。ええ。別に普通に握力検査してるだけなんですけど、、、そう見えないのは私が腐だからよ。でもね、ドキドキしちゃったよ。キュンキュンするようなセリフの応酬は全編通して結構あるんですけどね、色気は皆無だっただけにビックリしたのでした。
さて、当然のようにアベミハにハマりました(笑)今更遅いよねー。でも、今のタイミングで再放送しているってことは2期があるんじゃないでしょうか?違うの?あってもいいよね!?ってか、あるべきよ!!観たいよ〜。