『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』

「絆が欲しい、100じゃなくて、ゼロでなければそれでいい」とは言ってくれる。
水城せとなの作品です。この方の『失恋ショコラティエ』を読んで、人の持つ執着心を暴く人だなぁーと感じてました。それをBLで表現した結果がこの2冊です。いろんなところで絶賛されていて、以前から気になっていた作品。ようやく読み終えました。BLですが、ゲイとノンケという設定上、リバ有り、男女有りというね…。何でも有りで私の苦手とする系統ですが、心理描写がしっかりしているので読めてしまった。
作中に出てくる「女だっだら…」に続く言葉に面白いほど2人のオトコのエゴが潜んでおりましたね。そこさえクリアしていたらうまくいくだろう。そうだったら惚れたりしないんだろう。と。
キンキキッズに当てはめて読むと、最初は剛光(光剛)、同時&合間に光一(剛)は女性とも楽しんで、最後は光剛(剛光)で落ち着く。ってな話(笑)こんな書き方したら異議を唱えたい人続出でしょうね。いいんです!むしろ同士がおりましたら嬉しいくらいの気持ちで書いてますから(笑)
これBLCDにはなってます。それよりも、実写化しないかなーと、先日の映画を観て感化されまくりの邪な希望を抱いております(笑)キンキキッズで実写化していただいてもかまいませんが(笑)しゃれにならないんじゃないかしら(汗)