Endless SHOCK、2/15夜の部

今年初観劇でした。2009年バージョンはこれかぁ〜。へぇ〜。植草氏参加は吉と出たようですね。何よりも光一の敬語が聞ける!いや、客席に対する敬語とは違うの。先輩に対しての敬語。しかも甘えてる、可愛い>< なるほどね〜。ここ数年の間に失われていたものはこれだったのかぁ。Endlessになってから娘役も年下ばかりになり、名実共に光一が先頭に立ってたカンパニーだったものねぇ。Endless以前までは年上の人が参加していたものね。。。先輩をたてる光一ってのは久々にみるとイイね。しかもかっちゃんの存在自体が癒し系。おっきいワンコみたいな感じ?安心感がある。光一の表情も柔らかくてニコニコだし!あ〜、これは光一ファンには喜ばしい化学変化ですよ!
ミレニアムSHOCKの時「ヒガシと翼に挟まれて実は楽チンポジション♪」って言ってた光一を思い出しました。まぁ、あの時はとにかく初めてってことで今と状況が大きく違うけど。まぁ、頼れる先輩がいるってことに余裕が生まれてるように感じました。
そして植草氏は客と演者(特に光一)の橋渡し・・・繋ぎ役でした。光一の心情吐露を引き出したり、逆に客の立場としてステージに立っていたり。さらにはナレーション的役割も果たしてました。面白い役割だねぇ。今までにはないね。多分、ジャニさんの中には無いけど橋田壽賀子氏にはあるモノなんでしょうね(苦笑)
今回はコウイチというキャラに変革が起きてます。某アニメにある「王の力はお前を孤独にする」の言葉のように、今までは光一がトップであるがゆえの孤独をまとっておりました。そして、それはMA達などの下からの突き上げでしか表現されてなかったし、光一自身の苦悩はさほど表現されてなかった。思ったことは本人に直接言う、ってくらいだったでしょ???でも、今年は光一の上にいる植草氏が受け皿になって、光一の苦悩を引き出してみせてた。ちょっとお節介だなぁと思う部分もあったけど、これはもう、橋田ファミリーの色だから仕方ない(苦笑)とにかく、これでやっとコウイチというキャラに血が通ったんだなぁ・・・と思えました。人間くささが出たよね。感情的なセリフもあったし。
ダンスは期待してなかったんですが、かっちゃんのタップのソロパートになった途端、「ん?ここは青山劇場?PZ?」と思ったワタクシです。ああいう曲調はいかにも少年隊らしくて、しかも、私も個人的に好きなので、わくわくしてしまいました。ああいう雰囲気のものを光一にもやってほしい。
そして佐藤めぐみ。痩せてるね、細いね!光一の隣に並んでもやっぱり細い!そして手足の長さにうっとり。あの腕はイイね。ダンスは基礎は出来てるようですが、荒いかな。でも足腰は安定してる様子。そして、あの腕を持っているならもっと!!と思ってみてしまいます。今日見た限りでは上下よりも左右の動きに弱いみたいで、そういう部分についてはショートカット気味で踊ってましたね。手首で踊ってる証拠かな。脇、肘を意識して動かしてみたらいいのに。もったいない。そして、やっぱり悲しいかな。去年のヅカには敵わない。そりゃぁね、ヅカ以上に踊れる人はそういないわけで、当然なんですが。。。特にデュエット部分でそれが明らかになってしまうね。ラブロン、光一との場面もまだ余裕なしですね。自分の振り付けを踊ることに必死で、相手がいるダンスに見えません。光一に近づいて、離れて、というメリハリも無いし。彼女だけでなく光一もひとりで踊ってるように見えるもの。一応、デュエット場面なのにね。回数こなせばマシになりますかね?まぁ、ピルエットも出来ない人が舞台に立ってた年に比べたら全然マシなんですけどね。ラブロンでの、やや尻尾を引きずるようなあの衣装は踊りにくい?ファルダ部分をずっと掴んで踊ってるのが気になりました。あれは必要な時に掴んで離すものですよ。そしてドラえもんの手のようにグーで掴むものではありません。指先で掴むものなんです。本来ならフラメンコでの尻尾(バタデコーラ)は脚で蹴り上げるのが正しいんですけどね。あと、オーナーの娘というポジションは正解ね。紅一点ってことで風当たりが強いところに父親という風除けを作ったのはナイスだったと思います。カンパニー全員が彼女を大切にしてもそれはイコールオーナーのお嬢さんだから、っていう大義名分が出来るでしょ。ま、今くらいの女っぷりなら可愛いで片付くし。これで色気(いろんな意味で、ですよ)を出し始めたら、オーナーの娘だからって何よ!と思っちゃうかな(笑)ということで、年長者がひとりいるといろんな問題が片付くってことでした(苦笑)
沢山の変更点があって、何から書いていいのやら。二幕冒頭の墓場ダンス。十字架に貼り付けられてるいつもの姿からのスタートなんだけど、顔が下向きで、あら?と思っていたら、歌が始まった途端、キッと真正面を向いた。これ、イイね。さらさらな髪も強調されていい感じ。MASKは周囲が頑張ってるね。光一はセンターでうろうろしてるだけじゃん!一見、華やか風で騙されるけどあれは周囲がイイってことだよね。MASKもそうだけど群舞を意識した構成が増えてるね。それはそれでいいけど、その分、不動の場面がちょっと浮き気味に見えちゃう。パーカッションの場面はブラス隊が入ってオサレな雰囲気(苦笑)ながーいドラムソロがすっぱりとカットされてたね。やれば出来るじゃん。でも、まだまだカット可能な演出もまだまだあるし。そしてロープぐるぐるでのジルベールばりの光一の衣装にくらくらしつつ、大喜び。アレは動いてこそ、空気感があってこその衣装です。吊らされて逆さになってみたものの回転してないじゃん!全然回ってないよ!あんなになってもやる必要があるのかな、と非常に疑問に思っております。えと、ストーリーは植草氏のナレーションでわかりやすくはなったけど、今まで見慣れた流れをばさりと切られるので現実に引き戻される。あ、もう寝たいのでここで終わりにします。また思い出したら書きましょう。とりあえず初見での感想はこんな感じかな。