王の男

DVDを借りてまいりました。2、3年前に表参道駅での大きな広告をみて女形の彼は随分綺麗なオトコだなぁと、そしてタイトルからしてBLっぽいと思ってスルーしてました。が、なんと吹き替えは石田彰氏、森川智之氏があてているということで急遽見ることに(苦笑)チェック甘すぎよね、私。今の今まで気がつかなかったんですもの(涙)これ映画館で見たかったよぉ>< 話はBLではなかったよ!でも、このキャスティングは狙ってるよね。どうしても森川×石田、視点になってしまうもの。森川氏の演技の懐の深さに何度も惚れ直し、石田氏が声をあてている俳優の美しさにウットリしてしまいました。そして、このチャンセン(森川ボイス)とコンギル(石田ボイス)二人の関係がね、深い絆で結ばれてる親友というか相方愛だったわけです。キンキに重ね合わせてみてしまうのは、私の場合仕方のないこと。石田キャラが王の部屋に毎夜呼ばれることに不安を募らせる森川キャラとかさ。王は石田キャラに母性を求めていて、決して女を求めてはいなかった。でも、それを森川キャラはわからなくて、ただただ石田キャラを心配していた。まぁ、自分の手元にいた大事な人を王に取られてしまったという気持ちもあったと思いますが。ラストの二人の「今度生まれ変われるなら何になりたい?」のやり取りに泣けた。あれを堂本剛堂本光一が言えるような間柄であったらいいのに、と願ってしまいます。じゃぁ、王は誰???ジャ○さん?違うか!