映画&舞台挨拶「ウルトラミラクルラブストーリー」

シネカノン有楽町2丁目にて。上映前に舞台挨拶ありました。登壇者は横浜聡子監督、松山ケンイチ麻生久美子でした。この日は六本木ヒルズでハゲタカの舞台挨拶のチケットも持ってました。悩んだ挙句ハゲタカを他の人へ譲り、松山ケンイチを間近にみたいがためにこちらを選びました。あの長身とスタイルにうっとり。個性派俳優というイメージを裏切らない、衣装のチョイス。ちょっともっさりしているくらいが丁度いいんだ。それを周囲もわかってて創ってるんだろうね。さて、この映画は松山ケンイチの演技が全てかなぁと思わざるを得ないほど。(だって彼が終盤姿を消した途端映画としてのパワーがダウンしたようにすら感じたもの。)麻生久美子をひと目で気に入り彼女に好かれたいが為にする行動や口説く松山ケンイチの姿がまっすぐなの。この演技は良いなあって思った。しかも全編津軽弁なので、セリフに強さや荒っぽさもあれば温かみもある。セリフの半分以上がなまりのため意味不明で困ったけど、それは冒頭だけ。あれはわざとああしていたのかなぁって思うほど意味不明だった。そういえば青森出身の友人が自分のことを「わ」と言っていたのだけど、この映画の中でもそうだった(苦笑)松山ケンイチは、ドラマ「銭ゲバ」や「デスノート」での演技には魅力を感じていたので、期待をしていたんです。この映画ではどんな表情をみせてくれるのだろうかって。まぁ、それを観るには十分な映画でした。麻生久美子の存在感も好き。彼女を舞台挨拶でみたのは2度目ですが、彼女の使う言葉の言い回しが結構好きです。無駄な言葉を入れないのよね。それだけで随分印象アップ。